悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録

2003年03月06日(木) 23時29分

ネット専業など各行、不正アクセスに警戒強化へ産経新聞

 インターネットバンキングへの不正アクセス事件が6日明らかになり、ネット専業銀行などが警戒を強めている。

 今回の事件で容疑者は、ネットカフェなどのパソコンに個人情報を収集するソフトを仕掛け、パスワードなどを不正に取得した。ネット専業のソニー銀行はサービスに応じて別のパスワードを設定、顧客が送金サービスを使う際には、3種類の「合言葉」を答えないと利用できない仕組みを導入している。

 さらに事前登録のパソコンでしか取引できないという対策も講じているが「不正アクセスの被害に遭う可能性は低いが、完ぺきとは言えない」として、問題点があれば対策を講じる方針だ。

 専業のイーバンク銀行やジャパンネット銀行も、システムに接続するパスワードと別に、暗証番号の入力を求めるなど二重チェック態勢をとる。イーバンク銀行は不正アクセスによる被害について、個人顧客に上限300万円の保証を付けている。

 今のところ被害はないとしているが、保安面を最重視するだけに両行は「常に技術は進歩しており、今後も安全性を高める」としている。

 ただ安全性を高めれば、その分、顧客の使い勝手が悪くなることも予想されるだけに、ネット銀行関係者から「安全性と利便性のバランスが難しい」との声も漏れる。


不正アクセス 関連記事を検索

http://www.sankei.co.jp/news/030306/0306kei119.htm

この記事に対するコメント/追加情報を見る

ニュース記事一覧に戻る

トップページ