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2003年03月06日(木) 16時11分

<内職商法>業者、難題の製図義務付け 仕事紹介する気なく?毎日新聞

 内職商法の詐欺事件で、内職あっせん会社「文京社」が、応募してきた主婦らに製図トレーニングで難題を課して、仕事を紹介できない理由にしていたことが大阪、兵庫、奈良の3府県警合同捜査本部の調べで分かった。捜査本部は、最初から仕事をあっせんするつもりがなかったとみており、逮捕した実質経営者の住川明彦容疑者(39)らを追及している。

 調べなどによると、同社は、広告で「簡単なトレーニングをクリアすれば仕事を紹介する」などとしていた。主婦らに、製図の課題を2回に分けて各10枚提出させ添削指導していた。

 課題は5段階で評価。「線の太さや濃さのムラ」「カーブの仕上げ」など約20項目のチェックポイントを設けていた。チェックが1カ所以下ならAランクとされ、仕事の紹介を受けられることをにおわせていた、実際はわずかな線のゆがみでも“追試”を課せられた。1万人近くの被害者の中でもAランク評価は数人だけ。大阪市内の被害者は「複雑な図面で細かいところばかりチェックされ、合格しなかった。時間をかけて応募者にあきらめさせるのが目的で、最初から合格させる気がなかったのでは」と話している。 【亀田早苗】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030306-00001087-mai-soci

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