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2003年03月05日(水) 09時29分

IBM、CRT 11万7000台をリコールZDNet

 IBMは、1997年から1999年にかけて世界で出荷されたPC用モニタ11万7000台で回路基板が加熱して発煙し、火傷の恐れがあるとしてリコールを行っている。

 同社には2001年以来、加熱や発煙の報告が世界で5件寄せられ、うち1件は軽度の器物破損を伴っている。負傷の報告は受けていない。

 リコールの対象となるのは「G51」と「G51t」のCRTモニタ2モデル。モニタの背面に貼られたラベルのモデル番号は、「6541-02N」「6541-02E」「6541-02S」「6541-Q0N」「6541-Q0E」「6541-Q0S」となっている。これらモデルは1997年6月から1997年9月にかけて中国とマレーシアで製造された。

 対象となる11万7000台のうち、米国では5万6000台が販売され、米IBMと米消費者製品安全委員会(CPSC)が協力してリコールを行っている。米国では1997年6月から1998年12月にかけ、IBMとMicroTouch SystemsのほかBest Buy、CompUSA、Office Max、Radio Shackなど全米の小売店で約370ドルで販売されていた。

 IBMではこのモニタを利用している場合はすぐに利用をやめ、IBM Repair Centerに連絡するよう呼びかけている。詳しい情報はIBMのWebサイトに掲載されている。(ZDNet)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030305-00000018-zdn-sci

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