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2003年03月03日(月) 02時32分

台湾で“電玩盗賊”ハッカー行為、脅迫…被害届続々 立法院でも問題に西日本新聞

 パソコンゲームの世界では、インターネット上に設けられた架空の世界に接続して、他の参加者との対戦や会話を楽しむオンラインゲームが人気を集めている。ところがファン人口が数十万といわれる台湾で、他人がためた得点をゲーム世界の中で脅し取っては、学校などの現実社会で売りさばく「電玩(ゲーム)盗賊」の横行が問題化。昨年、台湾の警察には八十二件の被害届が寄せられ、ベテラン刑事たちを戸惑わせている。 (台北・上別府保慶)

 台湾では今、三国時代などの歴史を舞台に豪傑が武芸を競う「武侠もの」のオンラインゲームがブーム。人気のソフト会社は台湾、香港、韓国などアジア各地にあり、ゲーム大国と呼ばれてきた日本への逆上陸も始まっている。

 武侠ものを例にオンラインゲームの遊び方を説明すると、まずソフトを買ってパソコンにセットし、ソフト会社がネット上に設けた架空世界に入場。自分が操作する登場人物を選択し、町や山野を旅しながら他人と戦う。勝てば、戦闘力を上げる得点や強力な武器などを入手できる。

 得点は本来、ゲーム世界の中でだけ通用するものだが、最強を目指すマニアの間では現金で売り買いまでされている。これに目をつけた「盗賊」は、プログラムの不備を突く「裏技」を使ったり、不正にシステムを壊すハッカー行為で他人の得点を強奪。中には、徒党を組んで勝手にゲーム中に関所を作り「武器を渡さねば通さん」と脅す手口まであるそうだ。

 被害者から「徹夜でためた得点がふいになった」と悲鳴が上がる一方、盗賊から「おれたちを締め出せばウイルスを流す」と脅されるソフト会社も。台湾紙によると被害は海外にも広がり、韓国の会社が一時的にサイトの閉鎖を余儀なくされ「台湾のプレーヤーは怖い」と嘆いたという。

 台湾立法院(国会に相当)では「架空世界の財産も現実の法律で保護すべきだ」との声も出ている。

 武侠ものの人気の背景には、中国語を使うソフトが多く、アジアはもちろん世界中に住む華人たちが接続してくる魅力がある。中には「利用者は四百五十万人」と豪語するソフト会社も。それだけ取り締まりは難しいというわけだ。(西日本新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030303-00000017-nnp-kyu

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