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2003年03月01日(土) 18時03分
Ｃ型肝炎患者団体設立へ 大阪、訴訟など支援（産経新聞）血液製剤「フィブリノゲン」などによるＣ型肝炎感染をめぐり、証拠がなく訴訟が難しい患者らを支援しようと「市民の医療ネットワーク」（大阪市）などが１日、「Ｃ型肝炎患者２１世紀の会」発足準備会を大阪市で開いた。１１日に正式に発足する。準備会には約３０人の患者や家族が参加。全国の患者に参加を呼びかけ、会としてカルテの開示などを医者に働きかけたり、問題の製剤が納入された医療機関名の公表を国に求めたりしていく方針を確認した。 この問題では既に２１人が国と三菱ウェルファーマ（大阪市）などに損害賠償を求めて提訴。訴訟には血液製剤の投与を証明するカルテが必要だが、患者から「医師が証明書を出してくれない」「カルテが廃棄されてしまった」との相談が市民団体に寄せられ、患者が協力して活動しようとの声が高まっていた。 代表で京都市の主婦尾上悦子さん（６６）は「多くの患者が訴訟に参加できるよう応援したい」と話した。同会への連絡は平日、電話０６（６３６３）０８８４まで。
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