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2003年02月28日(金) 12時25分

患者体内にガーゼ放置4件 岐阜の県立病院産経新聞

 岐阜県立岐阜病院(岐阜市、清水勝院長)で、患者の体内にガーゼを置き忘れて縫合する手術ミスが1994年から2001年までの間に4件起きていたことが28日、分かった。

 病院側はいずれのケースについてもミスを認め患者や遺族に謝罪し、示談金計約300万円を支払った。

 岐阜病院によると、94年1月に産婦人科でがんの手術を受けた女性の体内にガーゼを残したまま縫合手術をした。8年後の昨年3月になって産婦人科で診察を受けエックス線検査をした際、ガーゼを発見。しかしがんが進行しており摘出手術はしなかった。女性は4月に死亡した。

 病院側は遺族に80万円の示談金を支払った。松原恒事務局長は「全身にがんが転移した状態で死亡しており、ガーゼと死亡とは因果関係がなかった」と話している。

 さらに98年と01年に外科と産婦人科で体内にガーゼを置き忘れるミスが3件あり、うち2件では患者が体調不良を訴えた。同病院はすべてガーゼを摘出し、示談金を支払った。

http://www.sankei.co.jp/news/030228/0228sha088.htm

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