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2003年02月27日(木) 20時34分
脳梗塞薬エダラボンの副作用死者４０人に（読売新聞）副作用で１２人の死者が出ているとして、昨年１０月に緊急安全性情報が出された脳梗塞（のうこうそく）治療薬「エダラボン」（商品名ラジカット）について、厚生労働省は２７日、急性腎不全による副作用死は２８人増え、計４０人になったと発表した。３７人は７０歳以上の高齢者だった。エダラボンの副作用は大半が急性腎不全だが、このほか肝疾患や、体中の血管に小さな血栓が出来て臓器不全などを起こす播種（はしゅ）性血管内凝固症候群（ＤＩＣ）などがある。厚労省によると、これまでに肝疾患で１１人、ＤＩＣで５人の死者が報告されているが、急性腎不全と併発しているケースが多いという。 この薬は、脳梗塞による脳細胞損傷を抑える働きがあり、三菱ウェルファーマ（本社・大阪）が２００１年６月から販売を始めた。昨年末までに約１８万人の患者に投与されたと推計されている。（読売新聞） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030227-00000313-yom-soci |