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2003年02月27日(木) 00時00分

高校生が「悪質商法」学ぶ東奥日報

写真  卒業を目前にした高校生が消費者としての自覚を高めるため、悪質商法などについて学ぶ講演会が二十六日、青森市の明の星高校講堂で開かれた。同校の三年生約百五十人が、点検商法やアポイントメント商法などを説明する寸劇に熱心に見入り、消費者としての心構えを強めていた。

 講演会は、県や県内の金融機関からなる県金融広報委員会の主催。

 はじめに青森中央学院大学経営法学部の永田均助教授が「若者を狙う悪質商法」と題し、消費者金融からの借り入れ、資格講座などに関する相談件数が全国的に増え、県内でも若者の自己破産が増加している現状を説明した。

 続いて地元の劇団「ばっけの会」が、水質点検を装って浄水器を売りつける点検商法や、「あなたが当せんした」などと言葉巧みに誘い出して高額な商品を売りつけるアポイントメント商法など悪質業者の手口を、寸劇を通して分かりやすく解説。永田助教授は「市役所職員を装うなど悪質業者は巧妙だが、変だと思ったら商品などを勧められても決して急いでサインすることのないように」などと、消費者契約のポイントを指摘していた。

 また、被害に遭った場合の相談窓口やクーリングオフ(無条件解約)などの解決策も詳しく紹介し、「賢い消費者」になるため、注意を促していた。

※写真は高校生が寸劇を通して悪質商法の手口を学んだ講演会

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2003/0227/nto0227_4.html

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