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2003年02月26日(水) 19時23分
文字情報システム機器購入 「広告料入らないのは詐欺」、２２社を損賠提訴 ／埼玉（毎日新聞）◇１０４個人・法人「テレテキストビジョン」と呼ばれる文字情報システム機器の購入をめぐり、契約者が「毎月の広告料が入らないのは詐欺だ」と訴えている問題で、東京都、埼玉県などに住む１０４個人・法人が２５日、機器販売会社「日本トータルネット」（東京都新宿区）と信販会社など２２社に６５００万円余の損害賠償などを求め、東京地裁に提訴した。集団提訴は全国４件目。 「テレテキストビジョン」は、文字ニュースの放映機とテレビ、ＤＶＤなどのセット。訴状によると、原告は「毎月の広告料収入との相殺により、無料で機器が手に入る」との勧誘を受け、１件２００万円前後のクレジット契約などを結んだが、実際は広告収入がなく、毎月約２万円のローン返済を余儀なくされているという。 原告側は「信販会社にも詐欺に加担した責任がある」と主張し、既に支払った額の賠償のほか、未払いの約１億２１００万円の債務がないことの確認も求めている。 原告側によると「日本トータルネット」とは連絡がつかない状態で、被害者は全国で約８０００人に上るという。【清水健二】（毎日新聞） |