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2003年02月25日(火) 00時00分

75歳男性、体内にガーゼ14年間放置再手術で発見、200万で遺族と和解−岐阜ZAKZAK

 岐阜県大垣市の大垣市民病院の医師が、同県南濃町の男性患者=昨年9月、75歳で死亡=を手術した際、体内にガーゼを置き忘れ、約14年間放置していたことが25日、分かった。

 市民病院は遺族に謝罪し、大垣市が200万円を支払うことで和解した。

 市民病院によると、1987年5月、男性患者の肝臓がんの手術をした執刀医が、ガーゼ(縦14センチ、横12センチ)を放置して縫合。その後の定期検査で右横隔膜下に腫瘤(しゅりゅう)が確認されたがガーゼと分からず、大きさも変化しなかったため、経過を見ていたという。

 2001年4月、男性が肝臓がんを再発したため手術すると、腫瘤がガーゼと分かり除去した。男性は昨年9月にも肝臓がんが再発し、肺炎も発症して死亡した。

 市民病院は「ガーゼ放置は死因と直接の因果関係はないが、術後の治療に影響を与えた可能性はある」としている。

ZAKZAK 2003/02/25

http://www.zakzak.co.jp/top/t-2003_02/3t2003022518.html

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