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2003年02月24日(月) 11時38分
長野県交安協連合会で不明朗会計 県警ＯＢ２人を聴取（朝日新聞）長野県交通安全協会連合会（滝沢徹会長）で数年間にわたって、会計口座に約３００万〜４００万円の不明朗な点があることが明らかになった。県警捜査２課は２４日までに、同連合会に勤務していた元署長ら元県警幹部の２人が、出入金の管理口座から私的に流用していた疑いが強まったとして、横領の疑いで元署長らの事情聴取を始めた。同連合会の不明朗会計の問題は昨年４月、長野税務署が税務調査に入った際に、００年度以前の数年間の会計に不明朗な点があると指摘したことから発覚した。 県警では、９５年から９９年まで連合会の事務局長を務めた元署長（６７）と、９４年から００年まで経理部長を務めていた元県警課長（６８）が、複数の口座の出入金を不正に操作して、約３００万〜４００万円を私的に流用した疑いがあるとみて、２人から事情を聴いている。 現在、連合会は１１の会計部門（免許更新など）ごとに、一つずつ口座を開設しているが、数年前までは、会計部門の出入金を管理する口座を十数個に重複・分割して管理していた。このため、毎年春の県警交通部による定期立ち入りでは、出入金の実態が把握できず、同部では０２年６月から内部調査を進めていた。(11:06) |