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2003年02月20日(木) 21時03分

新タイプのインフルエンザ脳症、8例報告 半日で急死も朝日新聞

 インフルエンザによる子どもの脳症で、今冬、発熱から半日以内に、けいれんなど危機の前触れとなる症状を示さないまま急死してしまう例が大阪府内などで8例以上あったことが、20日、厚生労働省の研究班(主任研究者、森島恒雄・名古屋大教授)で報告された。これまでにないタイプの脳症で、死者の集中した大阪府も状況調査に乗り出す。

 インフルエンザ脳症はこれまで、ほとんどの場合、発熱後にけいれんや意味不明の言葉を話すといった神経症状や意識障害が、容態が危機的になる前に現れていた。

 しかし森島教授らが集めた患者情報によると、今冬の死亡例の中に、こうした前触れ症状をほとんど示さないまま、発熱して数時間から半日で急死したケースが大阪府で6例、他県でも少なくとも2例起きていることがわかった。

 森島教授は「大阪にこれだけ集中するのは異常」と、疫学調査の必要性を指摘した。また、けいれんなどの症状は現在、インフルエンザ脳症の診断のポイントともなっていることから、医療機関に注意を呼びかけている。(21:02)

http://www.asahi.com/national/update/0220/035.html

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