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2003年02月20日(木) 11時32分

宗教法人乗っ取り、織田被告に有罪判決読売新聞

 東京都中野区の宗教法人の乗っ取りを計画したとして、公正証書原本不実記載・同行使などの罪に問われたタレントで僧侶の織田無道被告(50)(神奈川県厚木市愛甲)の判決が20日、横浜地裁であった。矢村宏裁判長は懲役2年6月、執行猶予4年(求刑・懲役2年6月)を言い渡した。織田被告は判決を不服として東京高裁に即日控訴した。

 織田被告は「犯行を指示したことも、自らやったこともない」と無罪を主張していたが、判決で、矢村裁判長は共犯者の供述などから、織田被告が主犯だったと認定。「金銭的利益を得る目的の犯行。真に反省する様子はみじんも見られず、聖職者たるべき僧侶として見苦しい限りだ」と述べた。

 判決によると、織田被告は一昨年6月、宗教法人代表役員の男性と僧侶派遣の契約などを巡ってトラブルとなり、法人の乗っ取りを計画。暴力団関係者らに紹介された共犯者2人に指示して、男性が代表役員を辞任し、新たに織田被告が就任したとする虚偽の登記申請を行った。

 織田被告は閉廷後、「一方的で納得できない判決。控訴審で無実を明らかにしていきたい」と語った。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030220-00000503-yom-soci

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