悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録

2003年02月18日(火) 03時21分

<電気通信事業法>料金など説明義務化 改正案、利用者保護強化毎日新聞

 総務省は17日、今国会での成立を目指す「改正電気通信事業法案」で、料金など重要事項の説明義務と、苦情の迅速処理義務を盛り込むことを明らかにした。現在の契約約款を原則廃止する代わり、固定・携帯電話やインターネット接続サービスなど国民生活に密着したサービスに絞った、利用者保護の仕組みが必要と判断した。改正法案は3月下旬までに国会に提出する。

 法案は(1)料金やサービスの品質(2)110番など重要通信が使えるかどうか——を利用者に説明する義務を明示する。保険と同様、契約の際に書面を渡すなどの案を検討している。最近は国民生活センターに、競争が激化しているADSL(非対称デジタル加入者線)の代理店営業についての苦情が急増。モデムなど機器送付に関する苦情が783件にのぼっていることが背景にある。

 改正事業法は、通信行政を事前規制から事後チェックへと大転換し、通信サービスの参入や退出の許可制を登録・届け出制にする規制緩和が柱で、事業者が電話料金などを定める契約約款は原則廃止する。同省は「契約約款はなかなか利用者に読まれない。新しい仕組みでは、より実質的な保護ができる」と話している。 【尾村洋介】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030218-00000156-mai-bus_all

この記事に対するコメント/追加情報を見る

ニュース記事一覧に戻る

トップページ