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2003年02月11日(火) 03時21分

<アコム>1字違いの別人に返済催促 住民票交付ミスで毎日新聞

 消費者金融「アコム」(本社・東京都千代田区)の京都市内の支店が、借り主とは別人の女性に返済を催促。誤りに気付いた後も、個人情報を抹消せず、別の支店が再び催促したことから、女性が「情報抹消の約束を破られ、精神的苦痛を受けた」として、同社を相手に100万円の損害賠償請求訴訟を京都地裁に起こしていたことが10日、分かった。

 訴状などによると、アコム四条河原町北支店は01年4月、借り主の住所確認のため、住民票の写しを京都市役所の証明書発行コーナーで請求。市のミスで、姓名とも読み方は同じだが、名前の漢字が1字違う女性の住民票が交付された。督促状が届いた女性の指摘で誤りに気付いた同支店は謝罪し、住民票を基に作成した女性に関する個人情報を抹消するとした確約書を提出。しかし昨年8月、女性宅に別の支店から返済を催促する電話があり、個人情報が残っていたことが判明した。

 女性側はアコム本社の役員名による謝罪文を要求したが拒否されたため同11月、「経営責任者に問題が伝わらないまま処理しようとする体質が直らなければ、今後も同じ過ちが続く」として京都地裁に提訴した。

 アコム側は裁判で「コンピューターの情報登録画面に電話番号が残っており、(借り主の)連絡先と思って電話した」とミスを認めており、現在和解の審理中。女性側の弁護士は「情報管理の甘さを認識し謝罪してほしい」と話している。 【田村晃一】

 アコム広報部の話 係争中なのでコメントは差し控えたい。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030211-00000153-mai-soci

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