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2003年02月07日(金) 08時33分

携帯各社、出会い系制限へ産経新聞

 NTTドコモとJ−フォンは6日、警察庁が同日まとめた出会い系サイト規制最終案に対応し、携帯電話インターネット接続サービスに、親が希望する場合は18歳未満の子供が公式サイト以外を閲覧できないようにするフィルタリング(情報選別)機能を、夏から来年3月にかけてにかけて導入する方針を明らかにした。KDDIも同様の措置に前向き。パソコン向けサイト運営業者も利用者年齢制限などの検討に入った。

 立川敬二NTTドコモ社長は記者会見で「親がだめと言ったら止められるようにしたい」と表明。同社は公式サイトに出会い系を認めておらず、親が望めば子供は非公式サイトの出会い系サービスを利用できなくなる。

 J−フォンは非公式サイト閲覧を制限する一方で、出会い系などのサイトは表示しない独自の公式検索サイトを設置。非公式でも健全なサイトは利用可能にする方向。

 出会い系サイト関連犯罪は9割以上が携帯電話からの利用だが、最終案は携帯の利用を制限してもパソコンに流れる可能性を考え、18歳未満の子供によるパソコンサイトへの規制を加えた。

 NECはこれを受け、ネット接続事業BIGLOBEで提供するコミュニティーサービスについて「18歳未満の利用制限を検討したい」と表明。大手事業者は自社サービスの健全性を主張するが、年齢制限がないサイトを中心に安全対策の強化が課題となりそうだ。

 パソコン向けフィルタリングではこのほど日本で始まったマイクロソフトの有料サービス「MSN8」などが既に採用。ネット接続事業者にも同様のサービスが広がる可能性がある。

 エキサイト(東京)が運営するエキサイトフレンズは会員数約260万人(携帯向け含む)で最大手。同社は投稿をすべて事前チェックし犯罪につながりそうな内容を除外している。ただ、利用者年齢に制限はなく「法律が成立すれば対応を考える」としている。


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http://www.sankei.co.jp/news/030207/0207sha001.htm

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