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2003年02月07日(金) 19時03分

オウム信者の建物明け渡し訴訟和解 「町民の意向生かせた」−−三和町長 /茨城毎日新聞

 ◇胸なでおろす町長ら
 三和町がオウム真理教(アレフに改称)の信者らに町内の教団施設から立ち退くよう求めた訴訟は6日、水戸地裁下妻支部で和解が成立し、「信者側は年末までに施設を明け渡す」など、町側の主張がほぼ全面的に認められた内容となった。約5年間にわたって教団に悩まされ続けた町民は和解内容を知り、胸をなでおろした。
 午後4時、同町はオウム対策協議会を開き、舘野喜重郎町長は集まった町民50人に和解内容を説明した。信者の転入届を受理することについては、「12月末までのこと。それ以降は受け入れない」などとして理解を求めた。出席者は安心した表情を見せながらも、「来年以降はどうなるのか」との不安の声も上がった。町民でつくるオウム対策協議会の中沢重雄副会長は「約5年の闘い、本当に長かった。和解が成立してよかった。これからのことは町に任せたい」と話した。
 また、舘野町長は会見し、「和解はこちらの希望に近いもので大変よかったと思う。町民の意向も生かすことができた。ほっとしました」と話した。一方、教団側は「今回ようやくこの問題が解決を見たことで、信者一同、安堵(あんど)しております。今後は、残された期間、地域社会と融合し、平和に共存できるよう望みます」などとするコメントを発表した。【金沢盛栄】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030207-00000002-mai-l08

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