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2003年02月07日(金) 19時22分

竹炭入り布団催眠商法摘発 業者の組織的犯行か−−10人でチーム /神奈川毎日新聞

 ◇「店長」ら10人でチーム
 高齢者を狙って竹炭入り布団を強引に売りつけていた訪問販売業者4社が、特定商取引法違反容疑で、神奈川・山梨両県警に摘発された。会場に人を集めて日用品などを無料で配り、「もらわないと損」という異様な雰囲気の中で冷静な判断力を失わせる催眠商法で、高額商品を売り付けていた。
 4社とも、経理や仕入れ業務を茨城県日立市の寝具卸販売会社に委託していたことや、4社間を掛け持ちする販売員がいたことなどから、両県警は組織的な訪問販売とみて、全容解明を急ぐ。
 調べでは、4社は「店長」と称するリーダーを筆頭に約10人でチームを組み、車で移動、各地を訪問販売していた。被害者は高齢の女性がほとんど。約2万円で仕入れた布団を30万円前後の高値で販売していたという。
 県内の消費生活センターには、01年11月ごろから、竹炭入り布団の訪問販売の被害を訴える相談が相次いだ。「『帰りたい』と言った客に、販売員が花瓶を割って『出て行け』と怒鳴った。怖くなり、契約してしまった」(横浜市内の69歳女性)。「『お金がない』と断っても『3年払いでいい』と無理やり契約させられた」(同市の64歳主婦)などの苦情があった。
 かながわ中央消費生活センターによると、01年度に布団類の訪問販売を巡る相談は308件。うち84件が催眠商法に関する相談だった。同センターは「契約してしまっても8日以内ならクーリングオフできるので、できるだけ早く最寄りの消費生活センターに相談してほしい」と呼び掛けている。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030207-00000001-mai-l14

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