悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録

2003年02月06日(木) 11時10分

<サービス残業>連合が撲滅キャンペーン 中づり広告で訴え毎日新聞

 連合は春闘期間中の10日から1週間、初の「サービス残業撲滅キャンペーン」を実施する。首都圏や札幌市内の私鉄、地下鉄にユニークな中づり広告を出して、サービス残業をなくすよう訴える。

 サービス残業とは、残業手当が支払われない超過労働全般を指す。連合は過去2年間、春闘でサービス残業廃止を求めたが、改善されていないため、89年の労働界官民統一以降2度目という中づり広告作戦に出た。

 「サービス残業した分の残業代って、どこ行ってんの?(24歳・女)」「給与明細だけ見ると、ウチの会社は毎日『ノー残業デー』だ(30歳・男)」など4種類の文章とイラストで「サービス残業は労働基準法違反」と、アピールする。

 民間最大の産業別労組「UIゼンセン同盟」(組合員約80万人)は、悪質なサービス残業を行っている企業を、社員に代わって労基法違反で労働基準監督署に告発する方針を決めている。

 国もサービス残業の取り締まりを強化しており、3日には東京都羽村市の特別養護老人ホームでサービス残業をさせていた理事長が初めて逮捕された。

 連合はホームページ(http://www.jtuc—rengo.or.jp/new/index.html)と無料電話相談(0120・154・052)で、サービス残業の実例を集め、改善に取り組む。 【早川健人】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030206-00001014-mai-soci

この記事に対するコメント/追加情報を見る

ニュース記事一覧に戻る

トップページ