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2003年02月05日(水) 06時53分
化学物質の「通訳」育成 くらしの中のリスク分かり易く（朝日新聞）環境省は４日、くらしの中の化学物質に関する正しい知識を持ち、人体や環境へのリスクをわかりやすく説明できる人材を育てるため、「化学物質アドバイザー」の募集を始めた。大学レベルで化学や薬学、毒性学を専攻し、所定の課程を修めていること、同分野の実務経験が５年以上あることが応募要件。２０人程度をアドバイザーとして認定する。募集は１４日まで。３月以降、選考に合格したアドバイザーを、市民の勉強会や企業の化学物質に関する住民説明会の助言などに派遣する。０３年度はパイロット事業として、化学物質アドバイザー派遣の交通費を同省が支援する。同省環境安全課は「専門用語だらけになりがちな化学物質の情報をだれもが理解できる言葉に翻訳する、化学物質の『通訳』を育成したい」としている。問い合わせは環境情報科学センター「化学物質アドバイザー育成パイロット事業事務局」（０３・３２６５・３９５５）へ。(06:52) |