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2003年02月05日(水) 09時41分
問題ヤミ金業者は延べ850-県貸金協（四国新聞）県貸金業協会（尾端直幸会長）は、昨年十一月五日から十二月四日まで受け付けた「ヤミ金融苦情ダイヤル」の集計結果をまとめた。苦情対象となった業者数は延べ八百五十業者で、全国平均を約二百業者も上回り、悪質業者による県内の深刻な被害状況がうかがえる。同ダイヤルは、急増するヤミ金融被害を防止しようと、全国貸金業協会連合会が初めて全国一斉に実施。全国の相談件数は一万七百二十七件、苦情対象業者数は三万四百十九業者だった。 県内の相談件数は二百一件。苦情の原因となった業者の所在地は、東京都内が二百四十七業者と最も多く、県内は五十四業者。苦情内容は、不当な高金利に悩むケースが七百八十九件、取り立てが八十八件だった。 事例としては、▽勤務先や家族に何度も電話がかかる▽法定利息（年利２９・２％）を大幅に超える高金利に悩む—など。協会は、警察に被害届を出すよう助言したり、弁護士を紹介するなどして対応したという。 協会では「ダイレクトメールや電話で簡単に誘ってくるが、甘い誘惑ほど怖いものはない。絶対に話に乗らないでほしい」と呼び掛けている。 http://www.shikoku-np.co.jp/news/social/200302/20030205000087.htm |