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2003年02月04日(火) 19時02分

コープふくしま、期限切れ冷凍サトイモを販売−−直営14店舗 /福島毎日新聞

 ◇「賞味表示」見落とす
 生活協同組合「コープふくしま」(本部・福島市、八島博正理事長)は3日、賞味期限が切れた冷凍サトイモ計716袋を誤って同市などの直営14店舗で販売したと発表した。賞味期限1月2日のものが先月23日〜今月1日に店頭に並んだという。既に全品を店頭から撤去しているが、既に購入した消費者もいるといい、払い戻しに応じる。同生協では入荷時に商品の賞味期限をチェックすることにしているが、14店すべてが見落としており、チェック体制の甘さが問われそうだ。【坂本昌信】
 ◇払い戻し応じる
 同生協によると、販売したのは中国産冷凍サトイモ「オーエス冷凍さといも」(500グラム入り)。オーエス商会(東京都西東京市)が輸入し、1月21日に卸会社エフエフ(本宮町)が入荷。同23〜31日にかけて同生協に出荷された。1日午後になって国見店副店長が気付き、本部に連絡したという。今のところ、消費者からの健康被害や苦情などの届け出はないという。
 この商品は、段ボール箱とパッケージの両方に賞味期限が印字されていたが、エフエフ側も生協側も見落としていた。生協側は内規で、納品時に各店舗が消費期限などをチェックするよう義務付けている。同生協の菅野正裕総務部長は「まったくお恥ずかしい。冷凍食品ということもあり従業員が甘く見ていた。検品体制を抜本的に見直したい」と謝罪した。また、エフエフ側は「今回に限って、通常は入荷時に行っている消費期限チェックをしていなかった」と釈明している。
 この商品は、通常製造から約12カ月後に消費期限が設定されており、1年以上も前に製造されていた製品が店頭に並んでいたことになる。同生協は同商品の人体への影響について検査しているが、顧客に対し「もし購入していることに気付いたらただちに返品してほしい」と呼びかけている。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030204-00000001-mai-l07

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