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2003年01月31日(金) 21時01分

文字情報機器詐欺商法提訴 「泣き寝入りはしない」原告ら怒りあらわに /熊本毎日新聞

 「許されない詐欺。泣き寝入りはしない」——。文字情報機器販売会社「日本トータルネット」(東京都新宿区)など11社を相手取り、県内の63個人・団体が総額約2300万円の未払い広告放映料の支払いを求めた損害賠償請求訴訟。高額な機器を売りつけて行方をくらます悪質な手口に、原告たちは怒りをあらわにした。
 熊本市八景水谷で視力回復センターを開く岩崎貴代美さん(45)が機器を購入したのは01年3月。206万円だった。「電光掲示板の文字は大きく、高齢者や難聴者も楽しめる。広告料が毎月2万円以上還元されるので実質負担はない」。八代市内の代理店からそう持ち掛けられた。
 天気予報や無料広告が4、5回配信されたが、しばらくして広告料の入金が滞り、配信そのものもストップ。同社の熊本支店を訪ねると、「管理会社」と名乗る人物に追い払われた。
 クレジット会社とは6年払いのリース契約を結んだ。その際、契約書とは別に「支払いは文字情報配信契約とは無関係」という主旨の「確認書」に捺印させられた。岩崎さんは「クレジット会社も事業は破たんすることが分かっていたに違いない」と話し、法廷で追及するつもりだ。
 原告代理人の寺内大介弁護士は「今も信販会社に月々の支払いを続けている被害者もいる。高額機器を売りつける詐欺商法で、将来的には刑事告訴もありうる」と話していた。【阿部周一】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030131-00000001-mai-l43

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