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2003年01月30日(木) 14時14分

利率、年17万%の例も ヤミ金融摘発、過去最高朝日新聞

 昨年1年間に全国の警察が摘発したヤミ金融事件は238件に達し、統計のある90年以降、最多だったことが30日、警察庁のまとめでわかった。被害者数も12万2000人と初めて10万人を超えた。多数の市民から金銭をだまし取る大型詐欺事件も相次ぎ、この被害額も過去10年で最多の約1890億円に上った。

 生活経済対策室によると、昨年摘発された生活にかかわる経済事件は全体で5565件(前年比1040件増)で、8627人(同1458人増)が摘発された。

 目立ったのがヤミ金融。摘発件数は前年より28件増えて238件。なかでも高金利事件が208件と大半を占めた。ここ数年、多重債務者を対象に3万〜5万円程度を繰り返して貸し付ける手口が増えており、年利約17万%という超高金利のものもあった。

 大型詐欺事件で摘発されたのは、健康食品の販売事業に投資すれば1年で出資金が2倍になるなどとうたった「八葉グループ」や、通信販売事業による収益を出資者に還元するなどと称した「ジー・コスモス・ジャパン」など。被害者は7割が女性で、4割が主婦だった。低金利時代を背景に、高配当、高利回りを強調する手口が特徴だという。

(14:13)

http://www.asahi.com/national/update/0130/025.html

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