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2003年01月29日(水) 14時06分
コンゴ出資話などで不法に集金、「華信」本社など捜索（読売新聞）東京都中央区の中古車販売会社「華信」＝大橋利一郎会長（５０）＝が、アフリカのコンゴ民主共和国などでの開発事業への出資と称して、全国の約４０００人から九十数億円を集めていた事件で、千葉県警生活経済課は２９日午前、出資法違反容疑（預かり金の禁止）で同社本社など１都４県の関係先の一斉捜索を始めた。同県警は、押収資料を分析して資金の流れを解明するとともに、開発事業が架空話だった疑いが強いとみて、詐欺容疑でも捜査を進める。捜索が行われているのは、本社のほか同社の中古車販売特約店「カーマスカット」の支店など。直接の捜索容疑は、一昨年から昨年にかけ、首都圏の男女数人から計三千数百万円を不法に集めた疑い。 調べによると、同社は一昨年春ごろから、「ダイヤモンドの採掘などの合弁事業に出資すれば、利益を配当金で還元する」などと出資を募り、不特定多数から金銭を集めていた。同社は、特約店を通じた中古車販売を行う一方、中古車販売業者などに投資話を持ち掛け、出資者ネットワークを組織。新規出資者を獲得した出資者には、出資額の１割を還元し、出資者同士の勧誘合戦をさせたり、都県ごとのエリアで出資額を競わせたりしていた。（読売新聞） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030129-00000207-yom-soci |