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2003年01月28日(火) 20時36分

7割が罪悪感なし 9割がお金 児童買春、被害者少女のアンケート京都新聞

 児童買春事件で被害者となった少女の9割以上が、男性の誘いにのった動機を「小遣いほしさに」と答えていたことが、京都府警少年課のアンケート結果で28日分かった。7割を超える少女が「罪悪感を感じなかった」と答えるなど安易に売春に走る少女たちの実態が浮かび上がった。

 アンケートは、昨年1年間に出会い系サイトを使った事件で被害者となった少女62人を対象に実施した。13歳から16歳で、うち高校生が34人で半数を超え、中学生も9人いた。

 動機について「小遣いほしさに」と回答したのは58人に上り、「なんとなく」「友だちに誘われて」は計4人。手に入れた小遣いの使いみちは「飲食・遊興費」「ブランド品購入」が大半を占めた。半数が携帯電話代を1カ月に3万円以上使っており、その支払いに充てているケースもあった。

 罪の意識を聞いた質問に、「何も感じなかった」と答えたのが8人、「あまり感じなかった」が35人。「2回目以降はそれほど感じなかった」を含めると計47人が売春に罪悪感を持っていなかった。また高校生の約1割が、学校から携帯電話で出会い系サイトにアクセスしていた。

 府警は、アンケート結果を京都市教委や府教委に知らせ、被害防止に役立ててもらう、としている。

(京都新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030128-00000118-kyt-kin

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