悪のニュース記事悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。 また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。 |
2003年01月25日(土) 08時26分
「コンゴで事業」投資持ちかけ、９０億円不正？集金（読売新聞）東京都中央区の中古車販売会社「華信」＝大橋利一郎会長（５０）＝が、アフリカのコンゴ民主共和国などへの投資を持ちかけ、全国の約４０００人から少なくとも九十数億円の出資金を集めていたことが２４日、わかった。一部の出資者からの返還請求に応じておらず、各地の警察に相談が寄せられており、千葉県警は出資法違反（預かり金の禁止）の疑いで捜査を始めた。関係者によると、同社は２００１年９月ごろから、「長引く不況やペイオフで日本経済は破たんする。鉱山資源が豊富なコンゴで、地下資源の開発などの合弁事業に出資すれば、利益を配当金として還元する」として出資を募り始めた。出資者には、中古車販売・修理業や土木建築業などの自営業者が多く、出資者自身の勧誘で広がったという。 出資コースは約６万円から１億円まで７種類あり、県警は、出資金の振込口座に九十数億円の入金があったことを確認。このほか、手渡しなどの出資も数十億円に上るとみているが、口座には数億円しか残っていないという。 同社はコンゴ政府と合弁で「コンゴ開発株式会社」と「コンゴ・ファイナンシング銀行」を設立し、政府関係者らに資金提供も行っているとうたっていた。しかし、資源採掘などの事業は始まっていないといい、在日コンゴ大使館の担当者も「合弁会社については知らない」と話している。 千葉県内の男性自営業者は一昨年、約１０００万円を出資。返還を求めているが、同社からは「事業がうまくいかない」との通知書が届くだけだという。同社は１９９７年３月設立。インターネットや特約店などで中古車を販売。ホームページに「関連企業約１００社を率いている」と記載している。（読売新聞） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030125-00000201-yom-soci |