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2003年01月22日(水) 03時21分

<霊能者>仲間に「ノルマ3人以上」ホテルに祭壇、被害1億円超毎日新聞

 神奈川県鎌倉市の自称「霊能師」グループによる「霊視商法」事件で21日、詐欺容疑で逮捕された主宰者の「伊集院あづさ」こと宮崎俊一容疑者(55)が、メンバーに対し「1人当たり20万円で3人以上の客をとる」とノルマを課して、全国各地に“出張”させ、祈とうしていたことが、神奈川、千葉両県警の調べで分かった。

 調べでは、出張祈とうは、ホテルの一室に即席の祭壇を設けて実施。「有名な霊能師の先生がたまたま宿泊している」などと言って祈とうを勧め、案内していた。

 一部のメンバーは「だましていたことは間違いない」「身なりのきちんとしたまじめそうで弱々しい雰囲気の女性を狙った」と容疑を認める供述をしているという。

 調べでは、宮崎容疑者らは00年10月ごろから「伊集院」姓を名乗り、鎌倉市の民家を「祈とう所」として活動を始めた。メンバーは祈とう師役、勧誘役、祈とう所への案内役など役割を分担。繁華街や駅の構内に出没し、テニスラケットやバイオリンケースを持つなどレッスン帰りの一般の通行人を装って、若い女性に「悪霊が取り憑(つ)いている」などと声を掛けていた。

 被害者は、20〜50代の女性で、首都圏を中心に1都1府13県で約1700人、被害総額は約1億5000万円に上るとみられる。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030122-00000164-mai-soci

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