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2003年01月21日(火) 15時30分

<霊能者>テニスルックの若い女性が勧誘毎日新聞

 霊能師グループ「伊集院」による詐欺容疑事件で、1回の祈とうで3万円を支払わせられた神奈川県内の30代の女性は毎日新聞に、自称・霊能師らによる「霊視商法」の詳細を証言した。

 女性は同県内の駅前で、テニスルックの25歳くらいの女に「あなたは私と出会えて幸せですよ。最近、亡くなったおばあちゃんがあなたに憑(つ)いている」と声を掛けられた。女性が足を止めると、「体の調子が悪いでしょ。いい先生がいる」と言われ、鎌倉市内の祈とう所に誘い込まれた。

 到着すると、「祈とう料は3万円です」と言われ、前払いし、白い紙に住所、氏名、年齢、電話番号を記入。壁に紫の幕が張られ、仏像のような置物が並べられた約10畳の広さの部屋に案内された。しばらくすると、法衣のような服装をして「霊能師」と称する男が登場。約10分間、女性の周りを歩きながらお経のような言葉を唱えた後、「霊は離れたが、すぐに再び憑こうとするので、この部屋に5分間、1人でいなさい」と言い部屋を離れた。男は約5分後に戻ってきて「これまで体調が悪かったでしょう。今度は家族も連れてきなさい」と言われたという。

 女性は友人らにこのことを相談し、「やめた方がいい」と言われ、二度と祈とう所には行かなかったという。

 女性は「今、考えると不自然な点が多かった。名刺をもらったが、腹が立ったので破って捨てた」と話した。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030121-00001089-mai-soci

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