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2003年01月20日(月) 15時01分
大神被告、無罪主張 ジー・コスモス巨額詐欺事件初公判（朝日新聞）「ジー・コスモス・ジャパン」（東京、昨年４月に破産）による巨額詐欺事件で、組織犯罪処罰法違反（組織的詐欺）と詐欺の罪に問われているグループ元会長で実質的経営者の大神源太被告（４０）らの初公判が２０日、東京地裁で開かれた。大神被告は起訴事実を否認し、無罪を主張した。共犯に問われたグループ元幹部４人はいずれも起訴事実を認めたため、公判は分離された。大神被告は罪状認否で、「システムは競馬のようなもので、当たればもうかるし、外れれば損をする。会員はそれを承知して出資したはずだ」と述べた。さらに、マスコミ報道などが原因で会員への配当が滞ったと主張し、「自由の身になったら、必ず返還いたします」と涙ながらに訴えた。 起訴状によると、大神被告は９７年３月〜０２年１月、「通信販売の広告事業に投資すれば売り上げに応じて配当する」などとうそを言い、１３５人から計１３億４０００万円余をだまし取ったとされる。 これまでの調べでは、グループ全体で９６年８月〜０２年２月に約３万３０００人から総額３３６億円を集めたが、売り上げは１０億円足らずで、事業実体はほとんどなかった。(12:10) |