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2003年01月17日(金) 19時03分

臓器売買強要強盗傷害公判 起訴事実認める /栃木毎日新聞

 男性を暴行し、現金などを奪った強盗傷害などの罪に問われた、いずれも住所不定で無職の香川治被告(40)の初公判と、佐々木辰也被告(27)の追起訴分の公判が16日、宇都宮地裁(飯渕進裁判長)で開かれ、両被告は起訴事実を全面的に認めた。
 検察側の冒頭陳述によると、01年末から昨年初めにかけ、住所不定、無職、佐藤健一被告(31)=殺人、死体遺棄罪で公判中=が知人から、「人の臓器を売ると約1500万円、人をマグロ漁船に売り飛ばせば約300万円の金になる」と聞き、両被告に協力を持ちかけた。両被告らは共謀し、昨年8月6日、宇都宮市内の路上に佐々木被告の知人男性(26)を呼び出して暴行し、現金9000円などを奪った。
 しかし逃げられたため、翌7日午前1時ごろ、佐々木被告の別の知人男性(33)を河内町中岡本の鬼怒川河川敷に呼び出し、鉄パイプで数十回殴るなど暴行し、乗用車のトランクに押し込んで移動。同午前5時ごろ、福島県郡山市内で男性から現金2000円などを奪った。両被告らは男性に臓器を提供する旨の念書を書かせていたが、同15日、男性は山形県警に保護された。
 佐々木被告の代理人は取材に対し、「佐藤被告に臓器売買の話をした男性は『マンガを見ての思いつきで、ウソだった』と供述している」と話している。【小出洋平】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030117-00000004-mai-l09

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