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2003年01月16日(木) 13時35分
添加物肉まん事件でダスキンなど３社と８人書類送検（読売新聞）清掃用品レンタル業「ダスキン」（大阪府吹田市、伊東英幸社長）が運営する「ミスタードーナツ」の肉まんに無認可添加物が混入していた事件で、大阪府警生活経済課は、芝原修一元専務（６１）（退社）らダスキン側３人を含む計８人と、ダスキンなど３社を食品衛生法違反容疑で１６日午後、書類送検した。ほかに書類送検されたのは、ダスキンの菅野誠介・生産本部特命プロジェクト本部長（５３）（当時、ドーナツ部門担当取締役）、肉まんの製造委託を受けた金沢市の食品会社「ハチバン」の後藤四郎社長（５５）、大阪市の食品輸入販売会社「ニッキートレーディング」の仁木照治社長（５９）ら。 調べでは、芝原元専務らは、中国・山東省で製造された肉まんに無認可の添加物「ｔ—ブチルヒドロキノン」（ＴＢＨＱ）が混入しているのを知りながら、２０００年１２月上旬、約６８万個を輸入。同月中旬にかけ、在庫を含めた計約１０３万個をミスタードーナツのフランチャイズ加盟店などに販売した疑い。芝原元専務らは容疑を認めている。 ダスキンは府内の取引業者から「問題を公表する」と６３００万円を脅し取られたとして恐喝容疑で告訴したが、支払い責任者だった芝原元専務は「脅し取られたのではない」と否定。府警は「犯罪は成立しない」と判断、同日、大阪地検に書類を送付した。（読売新聞） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030116-00000404-yom-soci |