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2003年01月13日(月) 03時20分

<揮発油法改正>粗悪品追放に規制 自動車用アルコール系燃料毎日新聞

 経済産業省・資源エネルギー庁は12日、ガソリンに代わる新たな自動車燃料として販売されている「高濃度アルコール含有燃料」を、自動車燃料などの販売、使用を規制する揮発油品質確保法の対象に加える方針を明らかにした。同燃料を使用したガソリン車で火災や部品腐食が相次いだ問題に対応するためで、今後決める許容値に適合しない粗悪品は販売禁止とする。20日召集の通常国会に同法改正案を提出し、今夏の施行を目指す。

 同燃料はガソリンとアルコールなどを混合させた燃料で、ガソリン以外の成分割合の方が高い。99年1月から格安な価格で国内で販売されたが、現行法の対象外で品質規制がなかった。しかし01年以降、燃料系統部品の腐食、劣化による燃料漏れやエンジントラブルが相次ぎ、昨年8月までのトラブルは77件でうち4件が車両火災だった。

 経産省と国土交通省は同燃料の安全性を検証。総合資源エネルギー調査会(経済産業相の諮問機関)が同燃料の規制を検討してきた。許容値は今後、作業部会で検討して施行までに決める。

 経産省によると、同燃料は5種類の製品が全国の260店程度のガソリンスタンドで販売されているという。 【瀬尾忠義】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030113-00000120-mai-bus_all

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