迷惑メール違反で是正命令会社役員の男性法施行後初めて（京都新聞）

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2003年01月09日(木) 00時00分

　携帯電話などに一方的に送り付ける迷惑メールを規制する特定電子メール送信適正化法（迷惑メール防止法）に違反したとして、総務省が昨年１２月２５日、東京都内の会社役員の男性に是正を求める措置命令を出していたことが９日、分かった。同法に基づく措置命令は昨年７月の法施行以来初めて。

　同省によると、この男性は営業や宣伝目的の電子メールであることを表示せず、送信拒否を通知した人への再送信を行うなど同法に違反していた。

　迷惑メールに関する相談や苦情を受け付ける日本データ通信協会に複数の違反情報が寄せられ、同省が調査した結果、男性の行為と確認した。

　措置命令に従わない場合、５０万円以下の罰金に処せられる。（共同通信）