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2003年01月01日(水) 12時26分

警告!と脅迫、本格捜査へ読売新聞

 暴露されては困る情報を入手したなどとして関東一円の医師に現金を要求する脅迫文が送り付けられている事件で、神奈川県警捜査1課は31日までに、うち2件の被害届を受理、年明けと同時に、恐喝未遂容疑で本格捜査に乗り出す。

 犯人が指定している脅迫文の入金指定日や銀行口座名義は複数存在し、巧妙に捜査の目をかく乱しようとしていることが判明。同課は全容解明を急ぐ。

 県警に脅迫文に関する相談が寄せられ始めたのは12月上旬。実際に現金を振り込んだ被害は確認されていないが、これまでに医師や税理士らから約60件の被害相談が寄せられている。

 県警などの調べによると、犯人は、「シミズナオキ」「タカダカツヤ」などの名義で、大手都市銀行などの都内の支店で、1000円を入金し新規の口座を複数開設。

 脅迫文の要求額は97万円と35万円の2種類だが、入金指定日は12月13、26、27日など複数に分かれていた。

 警察から捜査上の照会があると、銀行口座が凍結されることがあり、犯人はあらかじめ、こうした事態を想定し、複数の口座を用意したとみられる。

 脅迫文は、ワープロ書きでほぼ同じ内容。「警告!」で始まり、「社会的に許されない事柄をあなたは多々行っていますね」「すべて調べ尽くしましたから」などと脅迫。「入金が確認出来た時点で、すべての事実はシュレッダーのゴミへと消え去り、(中略)調査依頼人には事実とは全く異なった調査報告内容が手渡されます」としている。

 同様の脅迫文は、県内のほか、都内や埼玉、千葉、群馬でも送付されており、県警では今後、他県警とも緊密に連絡を取り合って捜査する方針だ。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030101-00000003-yom-soci

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