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2002年12月25日(水) 20時45分
クレジット詐欺事件 斉家豊彦被告に「懲役３年６月を求刑−−高知地裁 ／高知（毎日新聞）◇「巧妙かつ悪質な犯行」架空のクレジット契約を知人に無断で結ばせ、代金約２０１５万円をだまし取ったとして詐欺罪に問われた伊野町枝川の宝飾店「三輪宝石」元経営者、斉家豊彦被告（４６）の論告求刑公判が２４日、高知地裁（佐野哲生裁判官）であり、検察側は「知人に頼んでクレジット会社からの支払い意思確認の電話に出てもらうなど、巧妙かつ悪質な犯行。損害も大きく、動機に酌量の余地はない」などとして懲役３年６月を求刑した。 起訴状によると、斉家被告は０１年６月〜０２年１月までの間、計２５回にわたり、知人がクレジット契約で商品を購入したとの虚偽の契約書をクレジット会社にファクス送信。知人に頼んで電話確認に対応してもらうなどして現金計約２０１５万円をクレジット会社に振り込ませてだまし取った。 【小川信】（毎日新聞） |