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2002年12月24日(火) 00時00分

メール、携帯 使わないのに料金請求 京都市 相談500件超 京都新聞

 電話や電子メールを使うアダルト情報提供サービスについて、使った覚えがないのに業者側から利用料金を請求されるケースが激増している。京都市によると、今年4月−9月に市市民生活センター(中京区)に寄せられた料金請求に関する市民の相談は500件以上にのぼり、昨年度1年間の相談件数(517件)に匹敵する勢いだ。市は「安易に料金を支払わず、厳然と断ってほしい」と呼び掛けている。

 アダルト情報提供サービスは、電話や電子メールで、女性のわいせつな声や風俗情報などを流すシステム。

 市によると、本年度上半期の料金請求に関する相談数は512件あった。相談者の大半が男性で、内容は「利用していないのに、はがきやメールで料金を請求された」「無料だとの広告を見て利用したら代金を請求された」などで、対処法について助言を求めてくるという。

 なかには、名簿を基に手当たりしだいにはがきを郵送したり、店内に公衆電話を設置している店舗に料金請求してくるケースもあり、11月には京都府警が男3人を詐欺容疑で逮捕している。また、業者が着信音が1回鳴るだけ電話をかけて切り、電話所有者が着信履歴に残った番号にかけると、料金が発生する「ワン切り」も問題になり、今月下旬からは刑事罰の対象として規制されることになっている。

 市は相談に対し、業者側に請求の根拠を求める▽法律で定められた年利を超える高額な遅延金には支払い義務がない▽請求者が正当な債権者か確かめる−などを助言している。市民総合相談課は「請求額は数万円単位が多い。すでに請求額を支払った人から相談を受けることもあるが、取り戻すのは困難なので、注意してほしい」と話している。


http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2002dec/24/W20021224MWB1K100000033.html

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