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2002年12月24日(火) 12時24分
校舎解体に着手した町長を住民が告訴 滋賀・豊郷町(朝日新聞)滋賀県豊郷町の町立豊郷小学校の校舎建て替え問題をめぐり、校舎の保存を求めている住民5人が24日、校舎の解体権限がないのに業者に指示して校舎を壊したとして、大野和三郎町長(47)を建造物損壊容疑で県警に告訴した。告訴状によると、大野町長は、大津地裁が解体差し止めの仮処分決定を出したにもかかわらず、現場事務所の建設業者に指示し、20日午後3時ごろから4時ごろにかけて石を投げたり、鉄棒を使ったりして校舎1、2階の窓ガラス約40枚や窓枠約20カ所、天井、階段の手すりなどを損壊したとされる。 住民側代理人の吉原稔弁護士は「豊郷小校舎は町の所有財産だが、仮処分決定が出ていたため、町長は校舎の解体権限を停止されており、違法性は明らか」と説明している。 大野町長は20日夜に解体工事を一時中断すると表明した。これに対し、住民側は校舎内に泊まり込んで、24日も警戒を続けている。 告訴について、大野町長は「警察の判断があってからコメントしたいので、それまでは差し控えたい」との談話を出した。 (12:23) |