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2002年12月20日(金) 18時00分
17—21時のCM自粛要望、消費者金融問題で見解(日経新聞)NHKと民放でつくる第三者機関「放送と青少年に関する委員会」(原寿雄委員長)は20日、子どもの金銭感覚への悪影響が懸念されるとして、青少年の視聴者が多い午後5時から9時に銀行系を含む消費者金融のCMを自粛するよう民放各社に求める見解を発表した。 見解は、消費者金融CMの現状が青少年の視聴者への配慮などを定めた日本民間放送連盟(民放連)の放送基準に抵触する、と指摘。自粛のほか、借金のリスクが分かりやすく、安易な借り入れを助長しない内容にすることも要望した。 昨年春までに全民放が消費者金融CMの放送に踏み切り、CM量も大幅に増加。「『お金がなければ借りればよい』と子どもの金銭感覚をゆがめている」などと多くの視聴者が批判を同委員会に寄せ、9月から問題点を検討していた。原委員長は、20代の若者が消費者金融大手の新規顧客の半数近いとする統計値などを挙げ「消費者金融予備軍をCMがつくっているのではないか。改善の動きはあるが、すっきりやめるべきだ」と訴えた。〔共同〕(18:00) http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20021220AT3K2003S20122002.html |