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2002年12月17日(火) 18時40分
ヤミ金融など悪徳商法3682件 11月末までに2万件−−警察安全相談 /岩手(毎日新聞)11月末までの県警の警察安全相談件数が2万件を突破し、うちヤミ金融被害など悪質商法に関する相談が最も多い3682件に上ることが、県警県民課のまとめで分かった。相談件数は2万997件で、前年同時期より約42・9%(6302件)の増加。悪質商法の相談事例を年齢別にみると、男性1985件、女性1681件とあまり変わらない。年齢別では「20歳以上40歳未満」が最も多い1724件、次いで「40歳以上65歳未満」が1328件だった。職業別では会社員が1008件で最多で、学生からの相談も87件あった。 悪質商法の相談件数のうち、7割はヤミ金融関連で、昨年の約5倍に急増した。中には、ヤミ金融業者130社から合計200万円以上を借りた例もあったという。 相談を種類別にみると、2番目に多いのはサラ金など金銭・物品貸借問題(2096件)。以下、▽迷惑電話(1011件)▽補導、いじめなどの少年問題(773件)——と続く。相談をきっかけに事件化したものは64件で、昨年より5件増えた。このうちDV(妻や配偶者などへの暴力)防止法に基づく保護命令が6件、ストーカー規制法に基づく警告が9件あった。 ヤミ金融相談の増加で同課の相談員は、平日夜や土日も対応に追われているという。佐藤善男課長は「ヤミ金融に関する相談は、まだ落ち着く気配がない。電話一本で安易に借りないようにしてほしい」と注意を呼びかけている。【苅田伸宏】(毎日新聞) |