群馬県内の医師と歯科医計４００人以上に「秘密を握っている」と現金５０万円を要求する手紙が郵送されていた事件で、栃木県内の医師と歯科医にも同様の手紙が届いていたことが１６日、分かった。宇都宮市医師会や同県警の調べでは、判明しただけで約２００人。要求に応じた人はおらず、同県警は恐喝未遂の疑いで捜査を始めた。

　同県医師会などによると、手紙が届いたのは１２〜１４日。消印は１１日で、長野県茅野市と同県富士見町の郵便局になっていた。手紙の送り先には今年１月に亡くなった人も含まれる一方、１年ほど前に医師会に加入した医師には届いていなかったという。　【川端智子】


［毎日新聞１２月１６日］ ( 2002-12-16-11:37 )

http://news.lycos.co.jp/society/story.html?q=16mainichiF1216e035&cat=2