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2002年12月16日(月) 19時02分

違法風俗店、取り締まり強化中 店舗の貸主らにも警告−−県警 /茨城毎日新聞

 ◇7月・174→11月末・94へ半減
 県警生活安全総務課が9月以降、風営適正化法に基づく取り締まりを強化している。違法性のある風俗店は7月末現在、県内に174店あったが、11月末には94店に減少。土浦署管内では19店を一掃した。看板やステッカーの取り締まりに加え、店舗の貸主に対する警告もしており、同課は「悪びれもせずに横行している法律違反に厳しく対処していきたい」としている。【種市房子】
 同課によると、「韓国エステ」「健康マッサージ」などの名称で営業している違法な風俗店の従業員は、約8割が外国人で、不法就労の温床になっている。
 また、強盗や窃盗の被害に遭っても違法営業のために届け出ないケースがあり、治安悪化の一因になっている。同課は9〜11月の3カ月間に同法違反で9件を取り締まり、店長や従業員ら63人を逮捕したり、入管に収容したりした。
 また、違法な風俗店を宣伝する看板やステッカーを掲示したとして、1〜11月の間に計25人を県屋外広告物条例違反(禁止物件への表示)の疑いで書類送検した。さらに、店舗の貸主、看板や広告の製造者に風俗店の営業を助長しないよう注意しており、同課は「店舗を直接、営業しなくても、違法状態を助長していれば、ほう助罪での立件も視野に入れて取り締まる」としている。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021216-00000001-mai-l08

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