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2002年12月14日(土) 19時51分
４〜９月消費生活相談件数、前年同期比２７．６％増加−−県県民生活室調べ ／静岡（毎日新聞）◇今年４〜９月、４６８９件−−悪質な“ワン切り”など４倍に県県民生活室の調べによると、今年４月から９月までに県内９カ所に寄せられた消費生活相談件数は４６８９件で、前年同期（３６７４件）に比べて２７・６％も増加した。中でも、ツーショットダイヤルやワン切りなどの「オンライン等関連サービス」が前年同期の約４倍に上り、同室は注意を呼び掛けている。 販売形態別では、通信販売が１２２２件を占め、前年同期（５５９件）より１１８・５％増加。商品別では、オンライン等関連サービスに関する相談が最も多く、次いで浜松市の百貨店「松菱」の商品券などの還付請求に関する相談２８９件（前年同期比２０２件増）▽国際電話の通話料や携帯電話サービスなどの「電話サービス」２０７件（同３９件増）▽健康食品９２件（同２３件増）—と続いた。 相談は若い世代で増えており、「２０〜３０歳代」が４３５件と半分以上を占め、未成年も１４３件と、前年度の約９倍にも増えている。 同室によると、これまでは消費者からはがきや電話による請求への相談が多かったが、最近は携帯電話メールでの請求や脅し文句を添えられたという相談が急増し、手口が悪質になっているという。このような請求があった場合には、覚えのない請求は支払わない▽不安な人は最寄りの県行政センターに知らせる—などの対策を呼び掛けている。【秋本裕子】（毎日新聞） |