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2002年12月12日(木) 23時01分
＜ジー・オー事件＞「ＣＭ見て出資」と被害者がテレビ局提訴 （毎日新聞）「ジー・オーグループ」の巨額詐欺商法事件で、「テレビコマーシャルを見て出資した」と訴える被害者２２人が１２日、放映したテレビ局にも責任があるとして、日本テレビとテレビ朝日に総額約７０００万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴した。被害弁護団（山口広団長）によると、消費者詐欺に絡みＣＭを流したメディアを訴えるのは初めてという。訴状によると、日本テレビは９８年１０月〜００年９月、テレビ朝日は９９年８〜９月と００年１０月〜０１年５月、グループ会社の健康茶の３０秒ＣＭを全国で流した。ＣＭには名誉会長の大神源太被告（４０）＝詐欺罪などで起訴＝や有名外国人俳優が出演し、商品のＣＭが流れていることがグループの会報などで宣伝された。 原告側は「グループ会社に毎月約３０００万円のＣＭ費を払えるだけの事業実体がなかったのは明らか。テレビ局は調査せずに放映を続けることで、グループの信頼性を印象付け被害を拡大させた」と主張。原告の被害額のうち、放映期間中の出資分はテレビ局側が賠償責任を負うとして、その２分の１を請求した。 【清水健二】 日本テレビの話 提訴され驚いている。詐欺被害をＣＭ放送と関連付けるのは筋違い。広告主の信用性についても調査義務はないが調査し、問題なかった。 テレビ朝日の話 訴状をよく読んだうえで対応したい。（毎日新聞） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021213-00000101-mai-soci |