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2002年12月07日(土) 11時26分

ICANN、ドメイン登録者情報の管理強化を提言ZDNet

 インターネットドメイン管理組織ICANNの作業部会が、「ICANNはドメイン名所有者に関する情報の正確さを保証すると共に、ドメイン名情報を利用したマスマーケティングの排除に力を入れるべき」との提言を行った。

 この提言は、.com/.net/.orgのドメインのデータベースWhoisをめぐる論議から生まれたもの。このデータベースにはWebサイト登録者の連絡先などの情報が登録されている。

 作業部会は11月30日に発行した報告書の中で、ドメイン名登録者がVeriSignやGo Daddyといった登録業者との間で登録を更新する際に、連絡先情報を見直し有効性を確認することを求めるよう提言。さらに、偽の情報や定められた期間内に返答がなかったなどの理由でいったん削除されたドメイン名の再登録を申請する者に対しては、規制を厳しくするよう求めている。

 現行のICANNのポリシーではドメイン登録業者に対し、いったん偽の情報を提出した申請者の情報について有効性を確認することを推奨しているが、義務化はされていない。これに対して提案は、申請者のWebサイトと電子メールを再開する前に、連絡先情報の有効性を確認することを登録業者に命じる内容となっている。

 報告書ではこのほか、Whoisのデータを(スパムのような)マスマーケティングに利用することを一切禁じるよう提言した。この提案は12月8日まで一般からのコメントを受け付けている。(ZDNet)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021207-00000009-zdn-sci

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