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2002年12月02日(月) 14時44分

後絶たないカード被害/「データ盗用」、身に覚えない請求琉球新報

 本人の知らない間にクレジットカードが使用され、身に覚えのない請求が届く被害が後を絶たない。磁気テープのデータが盗み取られる「スキミング」やカード番号を盗用し、インターネットなどでの品物の購入に使用されるケースは、紛失や盗難に遭わないでも起こりうる被害。関係者は「カードを利用する際は目の前で処理をさせ、カード番号をだれでも分かる状態にしないなどの被害防止策が必要」と注意を促している。
 今年10月、海外に留学中の県内の男性(27)は、カードの利用明細にショッピング2回、キャッシング1回の計3回、14万8000円分の覚えのない請求が含まれているのに気が付いた。
 男性からの問い合わせにカード会社が調べたところ、男性のカードと同じデータで、別の人物名のカードが使用されていたことが判明。同社によると、男性のカードは以前にどこかでスキミングされ、データを抜き取られた上で新たなカードが作製された可能性が高いという。しかし、カードは今も男性の手元にあり、いつスキミングされたかなど、はっきりしたことは分かっていない。
 県内のクレジットカード会社、りゅうぎんディーシーによると、同社でも、今年1月から9月の間に偽造(国内)による被害が21件315万円の被害が遭ったという。ほかにもカード番号を盗用し、インターネットなどで物品を購入するケースや「海外宝くじに当選した」とのダイレクトメールでカード番号を記入させ、料金を引き落とすケースが起きているという。
 同社は「カード会社や加盟店、警察が連携し、不正使用があった場合には、犯人を逮捕できる態勢を整えることが一番の防止策」としており、同時に「カードを持つ人自身も、悪用されないよう管理意識を徹底することが大事」と強調している。(琉球新報)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021202-00000020-ryu-oki

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