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2002年11月29日(金) 20時31分

24時間風呂、吸い込み口に髪の毛からまり女児が水死読売新聞

 入浴中の5歳の女児が、24時間風呂のお湯の吸い込み口に髪の毛を引き込まれ、おぼれて死亡する事故が起きていたことが29日、国民生活センターに寄せられた相談でわかった。

 同センターによると、事故が起きたのは今月初旬。19日に、関東地方に住む家族が相談した。それによると、女児は浴槽側面にある吸い込み口(直径約6センチ)に髪の毛が絡まり、お湯の中に沈んだ状態でみつかった。家族がすぐに髪の毛を切って引き上げたが、搬送先の病院で水死が確認されたという。

 この風呂は、一昨年6月に倒産した「リモテックス」社(東京)製の「準天然温泉トゴール・スパシステム」。循環ポンプで浴槽から温水を吸い込み、殺菌、保温して再び浴槽に戻す24時間風呂で、97—99年の3年間に約3500台が出荷された。

 同センターがテストを行ったところ、髪の毛の引き抜きやすさの基準を定めた日本工業規格(JIS)を満たしていなかった。

 浴槽の事故では、2000年9月、東京都と福島県で、6歳と7歳の女児がジェット噴流バスで死亡する事故が起き、吸い込み口のカバーを交換するなどの対策が取られている。しかし、同センターは、「24時間風呂での死亡事故は聞いたことがない。吸い込み口の形によっては危険な浴槽もある」と注意を呼びかけている。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021129-00000312-yom-soci

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