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2002年11月28日(木) 19時20分

自民小千谷支部、星野行男氏の復党見送る 謝罪にも「時期尚早」 /新潟毎日新聞

 ◇今も残るしこり/反発役員も多く
 10月の衆院5区補選で当選した星野行男衆院議員が自民小千谷支部(山崎晄支部長)に提出した入党届について同支部は26日夜、同市内で協議したが結論は見送られた。同市内で6割に達する得票を集めた星野氏だが、93年に離党して以来、同市長選での対応などを巡り支部内にはしこりが残り、今でも反発する役員が多く、復党は簡単にいかない。
 「(自民支部)会館の壁に下がっていた幹部の名札が歯が抜けるというより、半分になってしまった」。星野氏の離党当時を知る党関係者は振り返る。93年に離党した際に約600人いた党員のうち約200人が星野氏とともに離党し、その後も星野氏の所属した新生党(当時)に移る党員が相次いだという。
 さらに97年の同市長選で星野氏は、自民支部が推薦した現在の山崎支部長の支援をいったんは公言したものの、その後に表明した対立候補の応援に回った。リコール絡みで行われた98年の出直し市長選でも自民とは対立する候補を推し、「動かないと言っていたのに、告示日から相手の街頭演説に連日顔を出した」と、現在も憤まんやるかたない支部幹部もいる。
 同支部内の星野氏に対する不信感は今年9月に自民県連が衆院5区で推薦を決めたことで再燃し、離党届を提出する党員が出始め、党費納入の拒否者も含めてこれまでに60人近くになった。幹部は「今春の参院補選で自民が候補を差し替えたことに端を発して、党自体への不満が出ていたが、星野さんの復党問題で、一気に嫌気が差したようだ」と頭を抱える。
 26日の支部総務会では「復党やむなし」という消極的賛成に傾いたが、感情的なしこりは晴れず、「時期尚早」と見送られた。山崎支部長は「顔を見たくないと言う人までいる。うっせきした不平不満をみんなが持っている。(星野氏は)それだけのことをしてきた。不満を吐き出して、気持ちよく復党できるように持っていきたい」と話している。
 星野氏は23日、支部役員らに、「支部方針に反した政治行動をとったことがありましたことにつき深くお詫びします」と謝罪の手紙を送り、支部の判断を静観している。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021128-00000002-mai-l15

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