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2002年11月25日(月) 12時21分
＜警官不祥事＞カジノバー汚職で贈賄側に有罪判決 福岡地裁（毎日新聞）福岡県警のカジノバー汚職事件で、福岡市博多区中洲のカジノバー「ラ・フォーレ」と警官との仲介役を務め、贈賄と賭博開張図利罪に問われた池上誠吉被告（６６）に２５日、福岡地裁の林秀文裁判長は懲役２年、執行猶予３年（求刑・懲役２年）を言い渡した。また同店元幹部の李国雄被告（３８）には懲役２年（求刑・懲役３年６月）▽神原成治被告（３７）には懲役１年１０月（求刑・懲役３年）の実刑をそれぞれ言い渡した。 林裁判長は３人に対し「業者と県警官との癒着で捜査活動に対する県民の信頼を失墜させた」と厳しく指摘。一方で池上被告については「店側の依頼で仲介した」と執行猶予の理由を述べた。 判決によると、池上被告は李、神原両被告から依頼を受け、昨年１〜３月、元県警警部補、坂田一臣被告（５３）＝懲戒免職、受託収賄罪で公判中＝にラ・フォーレへの捜査情報提供を頼み、３回計９０万円の現金を渡した。 別の受託収賄事件で実刑判決を受けた元巡査部長、樋口秀美被告（５５）＝懲戒免職＝の判決によると、池上被告は９６年ごろ樋口被告の上司の紹介で樋口被告と知り合い、別のカジノバーへの捜査情報提供の見返りに現金を渡していた。その後、樋口被告の紹介で坂田被告と知り合った。（毎日新聞） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021125-00001046-mai-soci |