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2002年11月16日(土) 10時57分

ヤミ金融被害者 2週間で相談30件 滋賀県貸金業協受け付け京都新聞

 法外な金利で貸し付ける「ヤミ金融」の被害者の電話相談を初めて実施している県貸金業協会(滋賀県大津市)が15日、相談開始から2週間の状況をまとめた。相談者30人の約6割が主婦で、当初の数万円の借金を返すため複数の業者から借り入れているケースが目立った。協会は「相談者は氷山の一角」と話し、12月4日まで相談を受け付ける。

 ヤミ金融には携帯電話を営業に使い正体を明かさない「090金融」や、現金でなくテレホンカードで融資し、所定の店で換金させて、差額をもうける「チケット金融」などの形態がある。いずれも出資法の上限金利(年29・2%)を超える高金利で利用者に貸し付けているという。

 協会は過去2年間で1カ月平均15件のヤミ金融相談を受けてきたが、今月5日から始めた今回の電話相談では、2週間で既に30件を超えている。女性相談者の大半が主婦で「夫に連絡すると脅され、違法な高金利を払い続ける女性が多い」という。

 弁護士によると、ヤミ金融業者は県内に20社ほどあるといい、また電話で簡単に借りられることから、他府県の業者も県内で営業しているという。業者の登録の有無を知るためにも、協会に業者名を確認することを勧めている。

 電話相談は平日の午前10時−午後5時。Tel:0570(083)730。

(京都新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021116-00000022-kyt-kin

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